パニックについて
今回はパニックについてご質問があったので、
こちらで回答をしたいと思います。
パニックについて
まずパニックとは不安障害の一つで、
強い恐怖や不快を感じた時に、
動悸や発汗、震え、息苦しさ、窒息感、胸痛(胸部の不快感)、嘔気(腹部不快感)、めまい、ふらつき、現実感消失、離人症状、気が狂う恐怖、死ぬ事に対する恐怖、異常感覚や熱感、冷感
これらが4つ以上が突然に発現し、10分以内に頂点に達する感覚の事を言います。
※参考資料:DSM(精神疾患の診断の手引き)
この症状が出るきっかけになるのは、
「今抱えているストレス」や「きっかけとなったストレス」が原因となっています。
例
不安(将来、お金)や、会社、学校が嫌(いじめや仕事ができない、勉強についていけない)、男女関係、友人関係、事故などの恐怖体験など
ですから、それらのストレスが軽減すると
パニックは回復する傾向になります。
しかし、これらのストレスを受けても
パニックになる人とならない人がいます。
それは、その方の性格(病前性格という言い方をします)
によるものが大きいようです。
例えば、
がまん強い、わがままが言えない、協調性が高い、人前ではしゃげない、気を使いすぎる、人に合わせてしまう、せっかち、依存的、心配性
これらの人がなりやすいようです。
だから、気を使いすぎたり、つい人に合わせてしまうという性格の人が、
学校や仕事が嫌だというストレスを感じたりしていると、
何かのきっかけ(きっかけは何でもいい)にパニックになるのです。
パニックの改善方法
パニックの解決方法としては、大きく二つあります。
『体へのケア』と、『心へのケア』です。
体へのケア
体からのケアというのは、緊張した体を緩めていきます。
人はパニックに限らず、体の異常をきたしている時には体が緊張しています。
特に、首や肩周りの筋肉が固まっているので、その筋肉が緩まる事でパニック自体も楽になります。
私は10年異常カイロプラクティックの治療院をしています。
首コリや肩こりには、カイロプラクティックが大変有効です。
心へのケア
心へのケアというのは、二つあります。
一つ目は現在抱えているストレス(抑圧した感情)へのケア
二つ目は上記で説明した病前性格(パニックになりやすい性格)へのケアです。
僕の所では、心のケアにビリーフチェンジセラピーという
心理セラピーを取り入れています。
心の深い所、潜在意識で思っている生き方のルールであるビリーフを書き換えるお手伝いをします。
気になる方は下のURLをクリックしてHPをご覧下さい。
http://pro-therapist.or.jp/limiting-beliefs/
軽いものでしたら、体のケアを数回受けていただくと回復されます。
また、一旦は改善しても繰り返されている場合は、
心のケアを足していくといいと思います。
改善するまでの回数が気になられる方も多いのですが、
個人差が大きくなんとも言えない所です。
パニックについての事を書いてみました。
よかったら参考になれて下さい。
質問などはメールで受け付けていますので、
お悩みの方は遠慮なくメール下さい。
返信に数日要する事もありますのでご了承下さい。
パニックで電車に乗れない
27歳 無職
主訴:息苦しさ・不安・不眠
電車の中で息苦しくなったのが始まりでした。
病院で処方された薬を飲み続けて1年が経とうとしていました。
仕事は退職しました。
このままだと何も変わらない。
何かいい方法はないかと思いネットで検索してクローバーカイロを見つけました。
最初は行くだけで足がガクガク震えていたのに、2回目からは足が震える事なくたどり着きました。
急用で長野県まで行かなければならなくなり行けるか不安でしたが、4回目の施術後新幹線で無事に行く事ができました。
今では就職活動にも取り組めるようになってきました。
今はもっと良くなるように治療を続けたいと思っています。
この治療が全国に広まりますように・・・
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